診療の導入をスムーズに進めるためには、事前の情報整理と適切な窓口選択が欠かせません。申込みから初回訪問までの標準的な流れは以下の4ステップです。
ステップ1:問い合わせ・事前相談
クリニックの公式ウェブサイトの専用問い合わせフォーム、または電話にて相談を行います。現在通院中の病院の主治医や、担当ケアマネジャー、地域包括支援センター経由で打診してもらうと、医療情報の引き継ぎがより円滑に進みます。
ステップ2:事前医療相談(インテーク面談)
クリニックの相談員(ソーシャルワーカーや看護師)が、患者の現在の病状、既往歴、服用中の薬、家族構成、希望する療養スタイル(看取りの希望有無など)を詳しくヒアリングします。患者本人が入院中の場合は、病院での退院時カンファレンスにクリニック医師・スタッフが参加することもあります。
ステップ3:診療計画の策定と契約
病状や生活環境に合わせた訪問頻度(原則月2回、状態に応じて週1回以上など)を決定し、重要事項説明と契約を締結します。診療費の支払い方法(口座振替やクレジットカード決済など)もここで確定します。
ステップ4:訪問診療の開始
主治医と看護師が定期的に自宅を訪問し、診察、処方せんの発行、必要な検査や処置を開始します。同時に24時間対応の緊急連絡先が家族に共有され、常時バックアップ体制に入ります。