くっきー!の白塗り顔マネを語る上で絶対に外せない金字塔といえば、女優・柴田理恵の顔マネだろう。特徴的なメガネと大きな口元、そして独特の表情を力技でデフォルメしたあの作品は、本人はもとより全お笑いファンに激震を与えた。
従来のモノマネ芸は「声や仕草、顔立ちをいかに本物に寄せるか」が評価基準とされていた。だが、彼は「対象の特徴を抽出して自分の顔面の上でバグらせる」という真逆のアプローチを確立した。柴田理恵の成功以降、政治家から海外のハリウッドスター、さらにはアニメキャラクターに至るまで、彼の手にかかればどんな存在も「くっきー!ワールド」の住人へと塗り替えられていく。