SNSや動画配信プラットフォーム、掲示板コミュニティでは、シュールストレミングに挑んだ人々の阿鼻叫喚の実体験が多数報告されています。
「開封した瞬間に近隣住民からガス漏れの通報をされそうになった」「Tシャツに汁が一滴飛んだだけで洗濯機を3回回しても臭いが取れず、結局捨てる羽目になった」「室内の換気扇下で開けたら部屋全体に腐敗臭が染み付き、数週間にわたって生活に支障が出た」といった現場の悲鳴は枚挙にいとまがありません。
しかしその一方で、本場スウェーデンの食文化を正しく理解し、適切な調理手順を踏んだ実食レビューでは、全く異なる評価が寄せられている点も見逃せません。
「正しく洗って骨を取り、薄焼きパンのトゥンブロード(Tunnbröd)に茹でたジャガイモ、刻み赤玉ねぎ、サワークリームと一緒に包んで食べると、塩気と発酵の旨味が際立って驚くほど美味い」「ウォッカや冷えたビールとの相性が抜群で、極上のアンチョビペーストを食べているようなコクがある」という愛好家の証言も確実に存在します。
単体を生のまま丸かじりするような無謀な食べ方をすればただの激臭ですが、塩分濃度の高い発酵調味料として適切に素材と組み合わせることで、北欧の厳しい冬を乗り越える貴重な保存食としての真価を発揮します。