夢を見るのは、主に「レム睡眠」と呼ばれる浅い眠りの時間帯だ。このとき、身体は深く眠っているものの、脳の「扁桃体」や「海馬」といった感情や記憶を司る部位は活発に動いている。通常、レム睡眠とノンレム睡眠は一晩に数回交互に訪れるが、ストレスや疲労が限界に達すると、このバランスが崩れてしまう。
「朝起きたときに夢の内容をはっきりと覚えているということは、夢を見ている最中、あるいはその直後に脳が覚醒状態に近い状態になっている証拠です」と、都内の睡眠クリニックで院長を務める医師は指摘する。つまり、脳が十分に休まらないまま朝を迎えている可能性が高いのだ。