店舗の味わいを家庭でも楽しみたいという声に応え、プロが推奨する失敗しない麦ごはんの炊飯手順を整理しました。コツさえ掴めば、一般的な炊飯器を使っていつでもふっくら美味しい麦ごはんが炊き上がります。
【基本の黄金比率(2合分)】
・精白米:1.5合(約225g)
・大麦(押麦またはもち麦):0.5合(約50g)
・白米用の水:1.5合の目盛り分
・大麦用の追加水:100ml(大麦の重量に対して約2倍の水)
【炊飯のステップ】
ステップ1(洗米と浸水):
まず白米だけをしっかりと研ぎ、炊飯釜の「1.5合」の目盛りまで水を注ぎます。その後、大麦をそのまま加え(大麦は基本的に研ぐ必要はありません)、追加の水100mlを注ぎます。大麦は白米よりも吸水に時間がかかるため、炊飯スイッチを入れる前に最低30分〜1時間しっかり浸水させることがパサつきを防ぐ最大の秘訣です。
ステップ2(炊飯と蒸らし):
炊飯器の「白米通常モード」で炊き上げます。炊き上がりのブザーが鳴ったらすぐに蓋を開けず、約10分間蒸らしを行います。蓋を開けたら、余分な水分を飛ばすように底から空気を含ませて十字にざっくりとほぐします。
家庭で作るとろろを合わせる際は、長芋や大和芋をすりおろし、冷ました鰹昆布出汁(薄口醤油とみりんをひと煮立ちさせたもの)を少しずつ加えながらすり鉢で伸ばすと、店舗さながらのなめらかなとろろ麦ごはんが完成します。
【プロの結論】ごはんや麦をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
外食選びで失敗しないために、ライフスタイルや嗜好に合わせた明確な判断基準を提示します。
【おすすめできる人】
・日頃の外食で野菜や食物繊維が不足しがちで、血糖値の急上昇を抑えたいビジネスパーソン
・揚げ物や焼き魚といった主菜をしっかり食べつつも、胃もたれしない良質な和定食を好む人
・香ばしい麦ごはんのプチプチした食感や、滋味深い出汁とろろの組み合わせが大好物な人
【慎重になるべき・別ジャンルを検討すべき人】
・極限まで糖質をゼロに近づける厳格なケトジェニックダイエット(スーパー糖質制限)を実践中の人
・ランチ休憩が30分程度しかなく、行列や調理待ちの時間を一切許容できないタイトなスケジュールの人
・胃腸が極度に弱く、不溶性・水溶性食物繊維の摂取で消化不良を起こしやすい体質の人