国際的な軍事力比較で最も参照される民間調査機関「グローバル・ファイヤーパワー(GFP)」が発表した世界軍事力ランキング2026において、日本は調査対象145カ国中世界第7位(PowerIndexスコア:約0.16〜0.17)前後に位置しています。トップ3を形成するアメリカ、ロシア、中国、そして4位のインド、5位の韓国、6位のイギリスに続くポジションを堅守しています。
GFPの算定方式は、単なる兵員数や兵器の保有数だけでなく、経済力、兵站能力、地理的条件、産業基盤など60項目以上の総合防衛力 評価指標を数値化して算出されます。日本が核兵器を保有せず、憲法第9条に基づく制約を抱えながらもトップ10圏内を維持している背景には、高度な工業技術、強固なインフラ網、海上輸送路の整備水準、そして莫大な国家予算による高い調達能力が存在します。
純粋な兵力規模(マンパワー)の項目では順位を落とすものの、艦艇の稼働率、哨戒能力、航空機の整備技術といった「戦力の質」を測る指標において、自衛隊は群を抜いたスコアを記録しています。