父親の必死の訴えは、ネットを通じて多くの人々の心を動かした。週末には、SNSで呼びかけに応じたボランティア数十人が現地に集まり、ビラ配りや目撃情報の聞き込みを行っている。民間捜索隊の結成など、市民の善意によるアプローチは心強い味方だ。
その一方で、ネット特有の影も忍び寄る。根拠のない目撃情報や、家族に対する心ない誹謗中傷が一部の掲示板やSNSで拡散しているのだ。警察は「不確かな情報は捜索の混乱を招くため、控えてほしい」と強く呼びかけている。善意の拡散が、時に家族をさらに追い詰める凶器になりかねない現実がある。