福岡市東区、陸続きの島として知られる志賀島(しかのしま)の手前、海沿いの県道59号線を走ると突如として現れるのが、船の形を模した巨大な売店「金印ドッグ やすかけ本店(レストランやすかけ)」です。昭和から平成、そして令和の現在に至るまで、福岡のドライブグルメを語る上で外せないランドマークとして君臨しています。
歴史の教科書でおなじみの「金印」が江戸時代に出土した志賀島への玄関口に位置することから命名されたこの店は、単なる軽食スタンドにとどまりません。海を眺めながら出来立てのホットドッグを頬張るという体験そのものが、福岡都市圏の若者やツーリング愛好家にとっての通過儀礼であり、ノスタルジーを刺激する夜の社交場となっています。