インターネット上の口コミやSNS投稿では、一部に実態と異なる情報が散見されます。訪問時のギャップを防ぐため、取材によって明らかになった「3つの盲点と誤解」を整理します。
【誤解1:複合遊具やアスレチックが充実している?】
ネット上で「子どもの遊び場」として紹介されることがありますが、一般的な都市公園にあるような大型滑り台、ブランコ、アスレチック遊具は一切設置されていません。東高根森林公園は、自然保護と遺跡保全を主眼に置いた環境一体型の公園です。子どもが遊ぶ場合は、芝生広場でのボール遊びやバドミントン、自然素材を使ったネイチャーゲーム、水生生物の観察が主目的となります。
【誤解2:犬の散歩はどこでも自由にできる?】
愛犬家に親しまれている公園ですが、厳格な利用ルールが存在します。園内全域でリード(引き綱)の常時装着が義務付けられており、ノーリードでの放し飼いは禁止されています。また、貴重な植物群落を保護するため、指定された立ち入り禁止区域や一部の保護ゾーンへのペット進入は制限されています。排泄物の持ち帰りなど、都市公園としてのモラル遵守が強く求められます。
【誤解3:園内全域が完全バリアフリーである?】
湿生植物園の木道や古代芝生広場へ通じる主動線はスロープが整備されていますが、丘陵地の尾根道やシラカシ林の奥部へ向かう散策路には急勾配の階段や未舗装の土道が多数存在します。車椅子や大型ベビーカーで奥深くまで散策しようとすると通行困難な箇所があるため、事前にパークセンターでバリアフリールートマップを入手しておくことが不可欠です。