インターネットの普及以降、海外の日本文化紹介サイトや翻訳ブログ「パンドラの憂鬱」などを通じて、隊員たちが遺した手紙や日記が英訳されて世界中に拡散しました。この特攻隊の遺書に対する海外の反応は、従来の欧米における「カミカゼ=洗脳されたファナティック(狂信者)」というステレオタイプを根底から覆す契機となっています。
特に世界的な反響を呼んだのが、慶應義塾大学出身の上原良司少尉の遺書です。そこには「自由主義者であった自分が、自由のない全体主義国家のために命を捨てる矛盾」を哲学的に見つめつつ、それでも愛する祖国の未来を信じて逝くという、極めて理知的で気高い精神が綴られていました。
海外の動画サイトやディスカッション掲示板では、遺書を読んだ外国人ユーザーから「特攻隊の遺書を読んで涙が止まらなかった」「彼らは決して怪物ではなく、私たちと同じように未来を夢見、家族を愛していた知性あふれる若者だった」「こんなにも優しく詩的な文章を残して散っていったことに胸が締め付けられる」といった感動と追悼の声が数万件規模で寄せられています。