「日本のサグラダ・ファミリア」としばしば比喩される長期間の改修作業だが、計画の最終完了年度は2040年度と設定されている。まだ先の話に見えるかもしれない。だが、すべてのエリアが2040年まで工事中のまま放置されるわけではない。
今回の大型改修は、単なる設備の更新や老朽化対策の域を超えている。複雑化しすぎた地下街と地上部分の導線を整理し、歩行者がストレスなく回遊できる街へ組み替えるための大規模な都市再開発だ。2026年に完成した東西自由通路がその口火を切り、現在は駅前広場や駅ビル群の本格的な建て替え作業へとフェーズが移行している。