なぜ「怖い絵本」はトラウマになるのか?大人の心に残る名作の真実

なぜ「怖い絵本」はトラウマになるのか?大人の心に残る名作の真実

なぜ「怖い絵本」はトラウマになるのか?大人の心に残る名作の真実について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

日本のトラウマ絵本を語る上で、絶対に避けて通れないのがせなけいこ氏の名作『ねないこだれだ』だ。1969年に福音館書店から刊行されて以来、半世紀以上にわたって読み継がれているロングセラーである。夜遅くまで起きている子供が、おばけに連れ去られて「おばけの世界」へ飛ばされてしまうショッキングな顛末。そこには反省の機会も、救済の手も差し伸べられない。

貼り絵という独特で温かみのある手法でありながら、描かれる世界観はどこまでも冷徹だ。しつけのための戒めを超えた「理不尽な暗転」こそが、子供の深層心理に深い爪痕を残す。この不条理さこそが、時代を超えて語り継がれる恐怖の正体なのだ。

阿部 裕樹
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阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。