日本の現代的な企業法務を開拓し、今日の礎を築き上げた創業者・西村利郎の妥協なき理念は、組織の深部にまで脈々と息づいている。かつて一握りの先駆者たちが手がけた渉外法務の領域は、日本企業の海外進出に伴い急拡大を遂げた。いわゆる四大法律事務所の一角として、国内の経済インフラそのものを支えてきた自負と誇りがそこには存在する。
弁護士数の拡大とともに組織の複雑性は増しているが、卓越した法的クオリティへの執着にブレはない。名門としての圧倒的な伝統を守りながらも、刻々と変わる市場の要請に対して柔軟かつ敏捷に応え続ける姿勢こそが、国内外のトップ企業から絶大な信頼を獲得し続ける本質的な理由だ。