どれほど気をつけていても、事故は一瞬の隙を突いて起きる。万が一、子供が飴を詰まらせて声を出せなくなった場合、一刻を争う対応が求められる。慌てて指を口の奥に突っ込むのは禁物だ。かえって飴を奥へ押し込んでしまう危険がある。
1歳以上の幼児に対するファーストチョイスは「背部叩打法(はいぶこうだほう)」だ。子供の後ろに回り、手のひらの付け根(手根部)で両側の肩甲骨の間を力強く何度も叩く。意識がない場合や改善しない場合は即座に119番通報を行い、救急隊の指示に従いながら心肺蘇生を継続する知識が、すべての保護者に求められている。