日本の医療衛生用品産業の歩みは、同社の成長の歴史と重なる。ガーゼや脱脂綿の専門製造から始まった事業は、半世紀以上の時を経て医療・介護総合メーカーへと大きな飛躍を遂げた。この進化の根底には、現場の安全を最優先する揺るぎない企業理念が存在する。
特に、業界全体の発展に長年寄与し、日本医療機器産業連合会などの要職を通じても多大な影響力を発揮した近藤忠夫氏の功績は大きい。近藤忠夫氏が徹底した「現場主義」と「安全基準の標準化」は、現在の日本の医療現場における衛生環境の基盤となった。その志は今なお社風として脈々と受け継がれており、ブランドの強靭な信頼性を裏付ける根幹となっている。