多忙を極める一方で、日本の型に嵌め込まれる演技指導や過密スケジュールに疑問を抱いた彼女は、1970年代前半、単身ニューヨークへ渡る。このNY留学こそが、彼女の人生とキャリアを決定づける劇的な転機となった。
ブロードウェイの演劇学校で本場の演技論を学び、現地のアートや多様な生き方に触れた日々。当時撮影されたプライベートな激レア写真には、アフロヘアー風のボリュームヘアやエスニックな衣装を自由自在に着こなす、実にクールでスタイリッシュな姿が収められている。誰の真似でもない「自分だけの個性」を確立したNY時代。帰国後の彼女は、より自由で力強い表現者へと進化を遂げていた。