学校選びにおいて、多くの受験生・保護者が誤解しがちな「2つの盲点」について検証します。
一つ目の誤解は、「田園調布学園大学への内部進学がメインなのか?」という点です。結論から言うと、中等部・高等部の卒業生のうち、系列校である田園調布学園大学(人間福祉学部・子ども未来学部など)へ進学する生徒はごく僅か(例年1%未満〜数名程度)です。実態はほぼ100%の生徒が国公立大学や早慶上理、GMARCH、医歯薬系大学などの他大学へ一般選抜や総合型・学校推薦型選抜で進学する「完全な他大学進学校」です。大学附属校のようなのんびりとしたエスカレーター進学を期待していると、入学後の進学校としての学習ペースにギャップを感じることになります。
二つ目の誤解は、「超富裕層ばかりが集まるお嬢様学校なのか?」というイメージです。東急東横線の「田園調布」というブランド立地から浮世離れした環境を想像されがちですが、実際には共働き家庭や一般的なサラリーマン家庭の比率も高く、堅実で地に足のついた家庭環境の生徒が多数派を占めています。保護者同士の付き合いも過度な見栄の張り合いなどはなく、温和で教育熱心なコミュニティが形成されています。