ふたりの年齢差は約9歳(藤井隆が1972年生まれ、乙葉が1981年生まれ)です。一見すると年上夫がリードする関係に見えますが、実際の家庭内では互いの領域を尊重し合うフラットな関係性が築かれています。この絶妙なバランス感覚が最も色濃く反映されたのが、長年にわたりお茶の間に親しまれている「薬用養命酒」のテレビCMシリーズです。
アドリブを交えた掛け合いや、計算されていない柔らかな表情は、日常生活の延長線上にある自然体の空気そのもの。広告業界の定点観測データでも、ふたりの共演CMは「好感度」「信頼度」の双方でトップクラスの数値を維持し続けています。
さらに社会的な大反響を呼んだのが、2016年放送の社会現象的ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の最終回でした。藤井隆演じる日野秀司の「リアル妻」として乙葉がサプライズ登場した瞬間、SNSでは驚愕と歓喜の声が溢れかえりました。フィクションの枠組みを超えて本物の夫婦愛が画面越しに伝わったこのシーンは、ふたりのパブリックイメージを不動のものにしました。