年末年始の風物詩であった日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 笑ってはいけないシリーズ』の休止以降、大晦日のバラエティ枠は激しいシェア争いが続いています。「ガキ使後継特番」のポジションをめぐっては、各局が独自の大型お笑いプロジェクトを投入し、視聴者の分散化が進みました。
在京キー局のバラエティ制作デスクは、近年の特番制作の舞台裏を次のように明かしています。
「かつてのようなワンマングランジスタイルの過酷な罰ゲーム企画はコンプライアンス的にも視聴者の受容性としても限界を迎えました。現在は、旬の若手芸人と百戦錬磨の実力派が緻密な話術や団体芸で魅せる『純粋なネタ特番』や、競技性の高いチーム対抗型バラエティが主流です。大晦日もお笑いファンの熱量は非常に高く、リアルタイムでのお祭り感をいかに演出できるかが勝負になります」
視聴者側の選択肢として、お笑い特番おすすめの筆頭には『ドリーム東西ネタ合戦』(TBS系)や『新春!爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)、そして元日深夜の生放送『フットンダ王決定戦』(中京テレビ・日テレ系)などが挙げられます。ネットコミュニティ(SNSや知恵袋等)の反応を分析すると、「年越しは賑やかな笑いで迎えたい」「紅白の合間にチャンネルを回してテンポの良い漫才・コントを楽しみたい」というライト層のニーズが根強く存在しています。