Q1:語源となった油は何に使われていた油ですか?
A1:主に女性が日本髪を結う際に使った「髪油(鬢付け油や椿油)」です。粘り気が強く、容器に注ぎ終えるまでに時間がかかったことから、その間の世間話が言葉の発端となりました。
Q2:「油を売る」を上司に対して使っても良いですか?
A2:不適切です。「油を売る」には怠慢や時間浪費のニュアンスが含まれるため、目上の人物に対して使うと無礼にあたります。「お話しが弾んでいらっしゃいましたね」など別の表現を用いましょう。
Q3:「油を売る」と「油を注ぐ(あぶらをそそぐ)」は関係がありますか?
A3:関係ありません。「火に油を注ぐ」は火勢を強めることから「事態をさらに悪化させる・感情を煽る」という意味の別のことわざであり、語源や成り立ちは異なります。
Q4:「油を絞る」との違いは何ですか?
A4:「油を絞る」は、油の原料に圧力をかけて油を抽出する様子から、過ちを犯した者を「厳しく叱責する・責め立てる」という意味になります。「油を売る」とは意味も状況も全く異なります。