「自分は投稿主ではなく、リツイート(リポスト)しただけ」「興味本位で保存しただけ」と考えている利用者が多いですが、ここには重大な盲点が存在します。近年の法改正および司法判断において、他人の尊厳を傷つけるショッキングな画像やデマの拡散行為に対する処罰は大幅に厳罰化されています。
日本の刑法において、亡くなった方の名誉や尊厳を傷つける行為は「死者の名誉毀損(刑法230条2項)」や「侮辱罪(刑法231条)」に該当する可能性があります。さらに、遺族に対するプライバシー侵害や平穏な生活を害したことに対する民事上の損害賠償請求の対象となり、過去の判例でも数十万〜数百万円単位の賠償命令が下された事例が複数存在します。
また、精神面での影響も看過できません。凄惨なビジュアルを突発的に視覚認知することは、脳に強いストレス反応を引き起こし、急性ストレス障害(ASD)やPTSD(心的外傷後ストレス障害)類似のフラッシュバック症状を誘発することが臨床心理学的に実証されています。「怖いもの見たさ」でアクセスした結果、長期にわたる不眠や不安感に苛まれるリスクを強く認識する必要があります。