音楽配信サービスや通信カラオケ(DAM・JOYSOUND)のランキングにおいて、本作は発表から10年以上を経た現在も「VOCALOID部門」の常連上位を維持し続けています。その普及の契機となったのは、ネットシーンを代表するトップクリエイターたちによる多彩なカバー動画でした。
天月-あまつき-、まふまふ、そらる、浦島坂田船、すとぷりといった人気歌い手グループがこぞってカバー動画を投稿し、それぞれ数百万回から数千万回規模の再生数を記録しました。さらにVTuberグループによるユニット歌唱動画など、新たなカルチャーとの親和性の高さもロングヒットを支える強力なエンジンとなっています。
SNSや動画コメント欄、知恵袋などのコミュニティでは、以下のようなリアルな生の声が数多く寄せられています。
- 「人間関係で疲れ果てて不登校になりかけた時、この曲の『鏡に映る自分を嫌いになっちゃいけないよ』を聴いて涙が止まらなくなった」(20代・女性)
- 「合唱コンクールや文化祭でクラスみんなで歌った思い出の曲。男女問わず歌いやすくて会場全体が明るくなる」(10代・学生)
- 「カラオケで複数人でパート分けして歌うと絶対に盛り上がる。最後の大合唱で全員の一体感が生まれるのが最高」(30代・男性)
単なるネット発の流行歌にとどまらず、全国の小中学校における音楽教材や運動会のダンス演目、合唱曲としても公式採用されるケースが相次いでおり、「令和の国民的祝祭ソング」としての地位を不動のものにしています。