キャンパスの校門前や繁華街の雑踏でマイクを向け、道行く若者の学歴や偏差値をストレートに問い正す。このシンプルかつ挑戦的な手法こそが、番組の最大の武器だ。大学受験という過酷な試練を経験した若者たちが見せる優越感やコンプレックスの表情は、どこか痛々しくも人間味に溢れている。
日本の最高峰とされる東京大学や京都大学の学生が見せる絶対的な自信と、地方私大や中堅大学の学生が漏らす苦笑い。街頭インタビューによって浮き彫りになるのは、単なる数字の差だけではない。効率主義と自己責任論が社会を覆うなか、学歴という記号が若者のアイデンティティにどれほど深く根を張っているかという冷徹な現実だ。