ヘルスケアの観点からも、今回のブームは専門家から高い評価を得ている。足首の内側にある東洋医学の重要ツボ「三陰交(さんいんこう)」は、冷え症改善や血流改善、さらには自律神経の安定に深く関わっているとされる。
内科医の目線でも、ふくらはぎから足首にかけての保温は「第二の心臓」と呼ばれる筋ポンプ作用をサポートするために極めて有効だ。足元が温まることで全身の血液循環が促進され、入眠のスムーズさや深い睡眠の確保にもつながる。夜寝る際に足先まで覆う靴下を履くと発汗による体温調節が妨げられがちだが、足指を解放したまま足首だけを保温するスタイルは、睡眠医学的にも極めて理にかなったアプローチとして推奨されている。