レイザーラモンというコンビの歴史は、波乱万丈という言葉だけでは括りきれない。HGの爆発的なブームが日本中を包み込んだ時期、相方のRGは黒子に徹しながらも自らの生き残りをかけて「あるあるネタ」という独自のスタイルを切り開いた。そして今、それぞれのフィールドで大成した二人が舞台上で交わるとき、他にはない爆発的な化学反応が起こる。
HGのアートや肉体派としてのストイックな活躍と、RGの縦横無尽なモノマネやあるあるパフォーマンス。一見すると全く異なるベクトルに向かっているように見えるが、根底にあるのは「観客を何が何でも楽しませる」という学生プロレス時代からの共通のイズムだ。お互いの才能を尊重し、付かず離れずの絶妙な距離感で高め合う現在の関係性は、お笑い界における理想的なコンビのあり方として高く評価されている。