四半世紀以上の歳月が流れた現在、布袋寅泰と今井美樹の夫婦関係は極めて良好であり、お互いをリスペクトし合う成熟したパートナーシップを維持しています。成長した長女も自立の道を歩み、布袋は世界的ギタリストとしての地位を固め、今井美樹も円熟味を増した歌声を届けるなど、音楽家としての歩みを止めていません。
一方で、ネット上やSNSにおける世間の反応を見ると、「略奪婚の歴史」に対する評価は今もなお二極化しています。時代の経過とともに「結果として長く添い遂げている本物の夫婦」と好意的に受け止める声がある一方、前妻・山下久美子の被った精神的打撃を思い起こし、「どれほど時間が経っても略奪という事実は消えない」と厳しい目を向ける層も根強く存在します。
過去の過ちや痛みを完全に消し去ることはできずとも、二人は音楽と真摯に向き合い、自らが選んだ人生の責任を静かに背負い続けている様子が窺えます。