あらゆるセルフチェックを試しても症状が改善しない場合、気になるのは修理にかかる出費だ。2026年現在の家電修理業界における一般的な費用相場を押さえておこう。
内部の電子回路にトラブルが生じた場合、最も多く交換されるのが室外機インバーター基板だ。この部品の交換費用は、出張費および作業工賃を含めておよそ2万2,000円から3万8,000円前後がボリュームゾーンとなる。ファンモーターの故障やコンプレッサー本体の交換となると、5万円から8万円以上の高額修理に発展することもある。
経済産業省が推奨する「家電製品の安全使用期間」のガイドラインでは、ルームエアコンの設計標準使用期間は10年と定められている。購入から8年以上が経過している個体の場合、修理部品の保有期間終了に伴う修理不能や、最新省エネ機への更新による電気代削減効果を天秤にかけ、買い替えを選択するのが賢明な判断と言えるだろう。