アルコールが体内に入ると、まず肝臓に存在するアルコール脱水素酵素(ADH)の働きによってアセトアルデヒドという毒性の高い物質へと変換される。このアセトアルデヒドこそが、顔の赤みや吐き気、動悸を引き起こす二日酔いの元凶だ。通常、これはさらに別の酵素によって無害な酢酸へと分解されるが、処理能力を超えると体内に滞留してしまう。
ここで大きな役割を果たすのが、トマトの真っ赤な色の源である強力な抗酸化物質リコピンや、アミノ酸の一種であるアラニン、グルタミン酸などの複合成分である。これらはアルコール脱水素酵素(ADH)およびアセトアルデヒド脱水素酵素の活性を高め、有害物質の分解処理を滑らかに後押しする。抗酸化作用によって肝細胞のダメージを防ぎつつ、酵素の働きを倍増させるという二重の防衛策が、生体内で行われているのだ。