市場を牽引してきた花王株式会社やプロクター・アンド・ギャンブルといったメガメーカーも、このトレンドを見逃してはいない。高価格帯のプレミアムラインにおいて、ウッディの要素を取り入れた商品を相次いで投入。長年培った消臭技術と高度な調香技術を融合させ、洗面所を一瞬で高級ホテルのような香りで包み込む製品を生み出している。
一方で、コスメやフレグランスで圧倒的な支持を集めるSHIROのようなライフスタイルブランドも独自の存在感を放つ。さらに、現代調香界の至宝フランシス・クルジャンが手掛けるような高級ニッチフレグランスの哲学が、いまや日用品の領域へと惜しみなく注入されているのだ。こうしたブランド同士の競演が、ファブリックケアのクオリティをかつてない次元へと引き上げている。