かつて埼玉県民の間で「鴻巣に行く日は1日が潰れる」と言われたのは、過去の話になりつつある。警察庁と埼玉県警が推し進めてきた行政手続きのデジタル化が、目に見える成果となって現れているからだ。
大きな転機となったのは、スマホやPCからのWeb予約システムが完全に定着したことだ。受付時間帯が細かく枠組みされたことで、特定の時間帯に人が一斉に集中する弊害が解消された。実際、平日の午後に訪れてみると、かつてのようなすし詰め状態のロビーは姿を消し、実にスムーズに人が流れている。
あらかじめ更新講習をオンライン受講(優良運転者講習など)しておけば、現地での滞在時間はわずか15分から20分程度で済むケースも増えた。もちろん、予約なしで突発的に訪れた場合や、書類不備があった場合は別だが、「しっかり準備すれば一瞬で終わる」のが現代の鴻巣スタイルだ。