この試合の最大の勝因は、指揮官が下した大胆な決断にある。誰もが予想しなかった19歳の若き俊英をスタートから起用したのだ。大舞台での抜擢に緊張するかと思いきや、その堂々たるプレーぶりはベテラン顔負けだった。相手ディフェンスの裏を何度も陥れ、攻撃の起点となり続けた。
これまでの固定化されたメンバー選考に批判が集まることもあったが、今回の采配は見事に的中したと言える。戦術の幅が広がっただけでなく、チーム内に「結果を残せば誰にでもチャンスがある」という健全な競争意識が再燃した。この新星の台頭は、今後の最終予選を戦い抜く上で最大の武器になるはずだ。