近年の夏は、かつての暑さとは明らかに次元が異なる。気温35度を超える猛暑日が連日続き、グラウンド上の体感温度は40度を超えかねない環境下で、9イニングを戦い抜くことがどれほど身体的負荷を与えるか。専門家からは連日、熱中症リスクに対する警鐘が鳴らされている。
すでに朝夕の「2部制」や「タイブレーク制度」の導入など、数々の安全対策が講じられてきた。しかし、大差がついた試合展開においても9回までプレーを強制することが、本当に高校生たちの未来を守ることにつながるのかという疑問が、2026年夏の大会を前にいよいよ議論の本丸へと躍り出た格好だ。