名曲のあの音をどう作るか。最大5つのエフェクトを自由な接続順で配置できる点が、音作りの可能性を無限に広げる。並び順ひとつでサウンドの質感が劇的に変化するのだ。
伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックス風のサイケデリックなトーンを作るなら、ファズペダル(Fuzz Smile)の後ろにアンプモデル(UK 2000)を配置し、さらにモジュレーションを重ねる。歪みの前にワウを置くことで、あの暴れるような倍音変化を再現できる。
一方で、スティーヴ・ヴァイのような精密で煌びやかなハイゲイン・リードを狙うなら、クリーンめのアンプにハイゲイン系ドライブを噛ませ、ピッチシフターや細やかなディレイ、空間系リバーブを直列でつなぐ。マルチエフェクターだからこそ、複雑なシステムを足元ひとつで構築できるのが強みだ。