市販はちみつ本物の見分け方!偽物ラベル表示と非加熱の真実2026

市販はちみつ本物の見分け方!偽物ラベル表示と非加熱の真実2026

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「スーパーの棚に並ぶ安価なはちみつは、水飴でかさ増しされた偽物ばかり」という言説がネット上で定期的に拡散されます。この極端な噂の真相を追うと、日本の食品衛生法および「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」で定められた流通構造の盲点が見えてきます。

日本国内で流通するはちみつは、法的に以下の3種類に厳格に分類されています。

1. 純粋はちみつ:みつばちが植物の花蜜を採取し、巣房に蓄え熟成させた天然の甘味物質。一切の加工や添加物が加えられていないもの。
2. 加糖はちみつ:純粋はちみつに異性化液糖(果糖ぶどう糖液糖)や水飴などを人工的に加えたもの(純粋はちみつの含有量が重量比で60%以上)。
3. 精製はちみつ:純粋はちみつから減圧・加熱等によって色、香り、栄養成分を取り除いた無色透明な液状糖(主に清涼飲料水や製菓原料用)。

問題となるのは、商品名に大きく「純粋(ピュア)」と銘打ちながら、原産国での生産段階で人工的なコーンシロップ(C4植物由来の糖)や米シロップ(C3植物由来の糖)を巧妙に混入させた不正輸入品の存在です。国際的な分析機関の調査報道でも、市場に出回る一部の低価格輸入蜜において、高度な同位体比分析でしか検知できないシロップ混入が報告されています。

つまり、「法律上定められた加糖はちみつが売られている」こと自体は適法ですが、本来なら加糖と表記すべき希釈品が「純粋」と偽って輸入・販売されてしまうケースが、業界全体の不信感につながっているのが実情です。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。