日本外科学会の専門医・指導医として、松井医師は外科医療の安全基準向上に深く関与してきた。手術手技の標準化はもちろんのこと、周術期管理のプロトコル改善に向けた提言は、学会内でも高く評価されている。
日本医師会が主導する地域医療連携の枠組みづくりにおいても、現場の声を吸い上げるキーマンとして機能している。大都市圏の大規模病院と地方医療機関との格差を埋めるため、オンラインカンファレンスを活用した症例検討会をいち早く提唱したのも彼だ。現場のリアリティを知り尽くした医師だからこそ出せる実践的なアイデアが、組織の壁を越えて波及している。