初盆のお布施の書き方完全手引き|薄墨と濃墨の違いや相場マナー

初盆のお布施の書き方完全手引き|薄墨と濃墨の違いや相場マナー

話題沸騰中の 初盆のお布施の書き方完全手引き|薄墨と濃墨の違いや相場マナーについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

法要の現場では、施主の悪気のない作法違反が僧侶を戸惑わせるケースが頻発しています。都内仏教寺院の住職は、取材に対して次のように現場の実態を打ち明けています。

「初盆の時期は1日に何軒もお檀家様を回りますが、お布施を直接手渡しされたり、裸の紙幣のまま差し出されたりすると、受ける側としても困惑してしまいます。また、四十九日法要の感覚のまま薄墨で書かれたお布施を渡されるご家庭も少なくありません。仏事においてお布施は感謝の布施波羅蜜(ふせはらみつ)の修行であり、哀悼の香典とは全く性質が異なる点をご理解いただきたいのが本音です」

SNSや知恵袋などのコミュニティ掲示板でも、「法要の最中にいつ渡せばいいかわからず慌ててしまった」「袱紗から直接手で渡してしまい親族に後から叱られた」という後悔の声が数多く見受けられます。

失敗を防ぐための鍵となるのが、新盆お布施渡すタイミングです。渡すタイミングは大きく分けて2回あります。1つ目は法要が始まる前の「本日はどうぞよろしくお願いいたします」という挨拶の際。2つ目は法要が無事に終了し、僧侶が引き揚げる前の「本日は心のこもったお勤めをありがとうございました」とお礼を伝える瞬間です。施主宅で行う場合は法要終了後の挨拶時、寺院で行う場合は法要開始前の控室での挨拶時が最もスムーズに受け渡しできます。

受け渡しの所作においては、初盆法要お布施の渡し方と袱紗マナーが決定的な差を生みます。お布施をポケットやカバンからむき出しで取り出して手渡しするのは厳禁です。紫色の慶弔両用袱紗(または寒色系の袱紗)に包んで持参し、渡す直前に袱紗を開きます。正式には「切手盆(きってぼん)」と呼ばれる小さなお盆の上に載せて差し出しますが、お盆がない場合は畳んだ袱紗をお盆代わりにしてその上にお布施を載せます。この際、僧侶から見て表書きの文字が正しく読める向きに回転させて差し出すのが、日本の伝統的な敬礼作法です。

斉藤 蓮
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斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。