龍谷大学吹奏楽部の真価は、コンクールという限られた審査の場だけでなく、自主公演やアンサンブルの舞台でこそ鮮やかに発揮されます。
年末の風物詩となっている龍谷大学吹奏楽部定期演奏会は、ザ・シンフォニーホールやフェスティバルホール、びわ湖ホールといった関西屈指の音響を誇る大ホールで開催され、チケット発売開始とともに即日完売することも珍しくありません。プログラムは古典的な吹奏楽オリジナル曲から、難解な現代音楽、オーケストラ編曲作品、委嘱初演作まで多岐にわたり、アマチュアの枠を超えたプログラミングで音楽界から高い評価を集めています。
初夏の龍谷大学吹奏楽部サマーコンサートでは、地元地域との交流や親しみやすいポップスステージも展開され、学生たちのエンターテインメント能力の高さが伺えます。一方で、冬場に開催される全日本アンサンブルコンテストにおいても、木管・金管・打楽器の各チームが全国大会で幾度も金賞を獲得。一人ひとりの奏者がソリストとしての確固たる技術と音楽性を保持している事実を、アンサンブルコンテストの金メダル群が見事に証明しています。