エキスを煮出した後の赤しその葉をそのまま捨ててしまうのは非常に惜しい行為です。出汁殻となった葉にも食物繊維や微量ミネラルが豊富に残されています。
最も手軽で重宝するのが自家製ゆかり風ふりかけです。煮出し終えた葉の水気をしっかりと絞り、細かく刻んでフライパンで空炒りします。塩、すりごま、お好みで少量の粉末昆布だしを加え、水分が飛んでパラパラになるまで弱火でじっくり炒り上げるだけで、風味豊かな無添加ふりかけが完成します。電子レンジで数分加熱して乾燥させてからミルで粉砕する手法も手軽です。
また、醤油、みりん、酒、砂糖を加えて煮詰める赤しその佃煮に仕立てれば、白米やおにぎりの具に最適な常備菜として食卓を彩ります。旬の恵みを余すところなく使い切る知恵も、手作りならではの大きな魅力です。