ネイルチップを破棄して手早く自爪を綺麗にしたい場合と、お気に入りのネイルチップを温存したい場合とで、取るべき手順は明確に分かれます。目的に応じた正確なステップを踏むことが重要です。
パターンA:アセトンや専用リムーバーで完全に除去する基本手順
ネイルチップごと完全に溶かして落とす、最も確実でスピーディーな方法です。
- 爪の周りを保護する:アセトンによる乾燥を防ぐため、爪周りの皮膚にワセリンやキューティクルオイルを厚めに塗布します。
- 隙間にリムーバーを流し込む:自爪とネイルチップの境目(サイドや根元)に、スポイトやハケを使ってネイルグルー オフ専用リムーバーを少量ずつ流し込みます。
- アルミホイルで密閉する:アセトンを含ませたコットンを爪に乗せ、アルミホイルで指先をしっかり包み込んで10〜15分ほど放置します。体温で温めると揮発を抑えつつ分解速度が上がります。
- ウッドスティックで押し出す:柔らかくなったチップとグルーを、オレンジウッドスティックの平らな面を使って爪先方向へ優しくスライドさせます。無理に浮かせず、固い箇所があれば再度溶剤を足します。
- 残存グルーの除去と保湿:自爪に残ったグルーの残滓は、リムーバーを含ませたコットンで拭き取るか、スポンジバッファー(220グリット以上)で極めて軽い力で撫でるように整えます。最後に石鹸で手を洗い、ネイルオイルを擦り込みます。
パターンB:ネイルチップを再利用したい場合の「お湯外し」裏ワザ
アセトンを使うとプラスチック製のネイルチップは変形・白濁して使えなくなります。チップを保護しつつグルーだけを落とすには、40〜42℃前後のぬるま湯と油分を活用します。
- ボウルにぬるま湯とオイルを準備:洗面器やボウルに少し熱めのぬるま湯(40〜42℃)を張り、そこにオリーブオイルまたはベビーオイルを数滴垂らします。
- 指先を15分以上浸す:指先を湯の中に完全に沈め、グルーの接着層に水分と油分をじっくり浸透させます。入浴中の湯船で行うのも効果的です。
- 隙間からゆっくり空気を入れる:爪の根元からウッドスティックをゆっくり差し込み、自爪とチップの間にわずかな隙間を作ります。そこにオイル入りのぬるま湯を流し込みながら、少しずつ揺らして剥がしていきます。
- チップ裏面のグルー処理:外れたネイルチップの裏側に残ったグルーの塊は、ぬるま湯でふやかした後にウッドスティックの先で削ぎ落とすことで、次回も綺麗に再接着が可能です。