現代のギター独学者にとって、「U-フレット」などの無料コード譜共有サイトは欠かせないインフラとなっています。実際に『ボーイフレンド』の譜面を検索すると、「通常版」と「簡単コード版」の2種類の表記が用意されており、多くの初心者が簡単コード版からスタートしています。
現場の演奏コミュニティやSNS上でのリアルな声を分析すると、譜面サイトを活用する際にはいくつかの注意すべきポイントが浮かび上がってきます。
「簡単コード版は確かに押さえやすいが、原曲特有のきらびやかな響きが抜けて平坦に聴こえてしまう」「譜面のコード進行通りに弾けても、右手のリズム(ストロークパターン)が原曲と噛み合わない」といった意見が目立ちます。
『ボーイフレンド』のアコギ伴奏において真に重要なのは、左手のコードの難しさよりも、右手の16ビートストロークとシンコペーション(食い気味のリズム)です。4拍子の「ウ・タ・タ・タ」という裏拍のアクセントを意識し、空ピッキングを止めずに右手を振り続けることで、原曲の持つ推進力が生まれます。