=LOVEのクリエイティブを統括する指原莉乃は、メンバー個々の資質と魅力を最大限に引き出すプロデュースに定評がある。むやみな露出で耳目を集めるのではなく、楽曲の世界観とメンバーの内面的な輝きを徹底して重なり合わせるアプローチだ。
その真骨頂となったのが、佐々木舞香がセンターを務めた代表曲『この空がトリガー』である。切なくも疾走感のあるメロディに乗せ、叶わぬ恋の切なさを歌い上げる彼女の姿は、多くのリスナーの胸を打った。ミュージックビデオで見せた涙を滲ませる表情や、歌番組での感情豊かなパフォーマンスは、彼女を「ただ可愛いアイドル」から「本格的な表現者」へと完全にステップアップさせた。
この楽曲で見せたセンターとしての品格こそが、現在のグラビア評価の土台にもなっている。安易な消費を拒み、物語を背負った美しさを提示し続けること。それがプロデューサー指原莉乃と佐々木舞香が築き上げた、独自の美学に他ならない。