検索エンジンで学校名を調べると、関連ワードとして「和光高校 いじめ 噂」や「荒れているのではないか」といったネガティブな検索クエリが表示されることがあります。この噂の実態はどうなのでしょうか。
結論から言えば、「組織的ないじめが放置されている」「学級崩壊が起きている」といった実態は取材データからは確認されません。むしろ和光学園は、人間関係のトラブルや意見の対立が起きた際の「解決プロセス」に最も教育的リソースを割く学校として知られています。
学内で生徒同士の摩擦やトラブルが生じた場合、和光では教員が一方的に罰則(停学や訓告)を下して表面的な幕引きを図ることはしません。関係する生徒たちをとことん集め、何時間も、場合によっては何日もかけて「なぜその行動に至ったのか」「相手がどう感じたのか」を話し合う徹底的な対話(ホームルーム討論)が実施されます。
思春期特有の人間関係の衝突はどの学校でも起こり得ますが、和光ではそれを隠蔽せず、正面から向き合って言語化させます。この「徹底的に議論する激しさ」や「時に感情をぶつけ合う対話の深さ」が、外部から見ると「激しいトラブルがあるのではないか」という誤解や噂に変形して伝わった側面が大きいと分析されます。