騒動が表面化した当時、週刊誌を中心に報じられた内容はあまりにも衝撃的だった。手料理を拒否して牛丼やチョコレートばかりを食すという偏食ぶりや、夫婦間のコミュニケーション不全、さらにはモラハラ(モラルハラスメント)とも受け取れる言動の数々。世間が知る「ストイックで礼儀正しいキング」のイメージとはかけ離れた生々しい夫婦の実態が曝け出された。
当然、スポーツ選手としての偉大な業績と、家庭人としての振る舞いは別物である。しかし、国民的ヒーローの完璧なイメージに傷がついたショックは大きく、SNS上では賛否両論の嵐が吹き荒れた。極限まで自己を追い込むトップアスリートの精神状態が、いかに家庭生活と乖離し得るかを示す象徴的な事件となった。