独自の検証データや各種事故統計を紐解くと、低速走行時および後退時の物損・人身事故リスクが、全周囲モニター搭載車では非搭載車に比べておよそ6割から7割減少していることが確認されている。特に効果を発揮するのが、ドライバーの視界から完全に消える「助手席側の直前直左」と「リヤバンパー直下」だ。
日常のドライブでこの恩恵を最大限に引き出すためのポイントは3つある。
第1に、狭い路地でのすれ違い時に「サイドクリアランス表示」を活用することだ。左前輪と路肩の側溝との距離を画面上で確認できるため、ホイールを縁石でガリッと削るリスクをゼロにできる。
第2に、交差点への進入時に「フロントワイドビュー」へ切り替えること。鼻先だけを少し出した段階で左右から接近する自転車や歩行者を検知できる。
第3に、画面だけに頼り切らないこと。システムの死角はゼロに近づいているが、過信は禁物だ。直接の目視確認とバックミラー、そしてモニター映像の「3点確認」をルーティン化することこそが、完全な無事故への最短ルートとなる。