逝っとけダイヤが発動した車内や駅ホームでは、他社ではまず見られない数々のドラマや「伝説」が生まれてきました。
代表的な光景が、走行中や駅停車時に突然アナウンスされる「行先変更」や「種別変更」です。例えば「快特・三崎口行き」として品川を出発した列車が、途中で「特急・京急久里浜行き」になり、最終的には「普通・金沢文庫行き」へと次々に姿を変えていくケースがあります。行先案内板(パタパタ式発車標やLED案内)の表示がめまぐるしく切り替わり、駅員が肉声で的確に乗客を誘導する光景は京急名物となりました。
SNS上では、トラブル発生時に「また京急が逝っとけダイヤを発動している」「品川駅の案内がカオスだが確実に前へ進んでいる」「他社が全滅する中で京急だけ動いていて無事帰宅できた」といった投稿が相次ぎ、X(旧Twitter)でトレンド入りすることも日常茶飯事です。予測不能な動きに戸惑いながらも、最後にはきっちりリカバリーする手腕に対して、ネット上では称賛と感謝の声が絶えません。