嵐が国民的人気グループへと駆け上がるプロセスは、週刊誌や写真週刊誌との熾烈な攻防の歴史でもありました。2000年代初頭から『週刊文春』や『FRIDAY』といった主要メディアは、メンバーのプライベートを執拗に追い続け、数々の熱愛スクープを世に放ってきました。
ブレイク初期の未成年喫煙疑惑や過去の交際写真流出から、人気絶頂期における女優やタレントとの密会報道まで、その内容は多岐にわたります。特にグループ結成10周年を迎えた2009年以降は、名実ともに「トップアイドル」としての立場が確立されたことで、スキャンダルが企業CMやテレビ各局のレギュラー番組に及ぼす経済的影響は天文学的な規模に膨れ上がっていきました。
事務所による徹底したメディアコントロールが敷かれる一方で、ファンの間ではSNSの普及に伴い、メディア報道以前の些細な目撃情報や匂わせ投稿が瞬く間に拡散される時代へと移行。嵐の熱愛報道は単なる芸能ニュースを超え、社会的な関心事として消費される構造が定着していったのです。