旅先でのランチ選びにおいて、大手グルメサイトの口コミ点数やSNSの写真映えだけに頼る行為には一定の落とし穴が存在します。現地取材で見えてきた「ネットの評価と実態のギャップ」を検証します。
第1の盲点は、日本海の休漁日と仕入れのタイムラグです。海鮮料理店において「点数が高いのに当日の刺身の種類が少なかった」という不満レビューの多くは、日本海が時化(しけ)に見舞われた日や市場休場日に発生しています。真の満足度を得るためには、単なる総合評価ではなく「その日の水揚げに応じた日替わり鮮魚を提供しているか」を店頭の黒板や店主の案内で確認するリテラシーが求められます。
第2の盲点は、不定休とランチ営業終了時刻の早さです。能登エリアの個人経営店では、食材がなくなり次第13:30頃にランチの暖簾を下ろしてしまうケースが珍しくありません。「せっかく訪れたのに準備中だった」という事態を避けるためにも、ネット上の固定営業時間だけでなく、公式SNSの当日発信や事前電話確認を行うことが賢明です。