本編の終了後、深夜に放送されるスピンオフ『オールスター後夜祭』の存在も、本編の価値を逆説的に高めている。有吉弘行が司会を務め、芸人たちが深夜ならではの過激な笑いとカオスを繰り広げる後夜祭。そのフリーダムな狂気を受け止められるのは、本編が島崎らの手によって王道の大型特番として完璧に成立しているからに他ならない。
「本編の品格」と「後夜祭の暴走」。この絶妙なコントラストこそが、TBSの改編期特番を唯一無二のエンターテインメントへと昇華させている。島崎が守り続ける伝統的なスタジオの規律があるからこそ、深夜のパロディが強烈なスパイスとして機能するのだ。