日本のフィッシングシーンを長年牽引し、世界的にも知られるプロアングラーの村田基氏は、自身のYouTubeチャンネルや実演イベントにおいて、潮回りと魚の活性について度々言及している。
「水が動かない日にいくらいいルアーを投げても、魚は口を使わない。潮が動く瞬間にそこにルアーがあるかどうか、それが全てだ」と彼は語る。村田氏の解説によれば、淡水魚と異なり、海水魚は潮の流れという巨大なエネルギーを頼りに移動と捕食を行っている。潮流の変化を感じ取った魚は、定位していた障害物から泳ぎ出し、一瞬の隙を突いて獲物に襲いかかる。トッププロの経験則もまた、科学的な潮汐理論と完全に合致しているのだ。