当時、現場で取材を行っていたベテラン芸能記者はこう振り返る。「数多くの芸能人を追いかけてきましたが、あの二人ほど張り込みカメラに対して自然体で、嫌みがないカップルは珍しかった。カメラを警戒してコソコソするというより、お互いとの時間を純粋に大切にしている雰囲気がひしひしと伝わってきたのを覚えています。」
宅飲みを楽しむための買い出し姿や、互いの部屋を行き来する際の見返り姿。レンズ越しに捉えられた写真は、どれも作られた美しさではなく、等身大の二人が生み出す穏やかな日常そのものだった。その飾らない姿勢こそが、写真を見た人々の心に嫌悪感ではなく好感と祝福の気持ちを抱かせた最大の理由と言える。